有能かつ創造的で一晩に四時間しか眠る必要がなく、食物と性に対する興味がわき、ぜいたくな物を買うのについ熱中するのだ。
ハープは自分の気分が昼が長くなると改善し、短くなると悪くなるのに気がついた。
そして周囲の光によって気分が変わるという理論を打ち立てた。
気分と活力の変化が季節に関係しているという自分の直感をわかってもらおうと何人かの人に説明してみた。
ニュージャージーで開業している精神科医であり、研究者としての素養をあわせもつミュラー博士はハープの話を聞き、同じような病歴を持つ患者を探してみることにした。
ハープは数種の異なる抗うつ剤の治療歴があったが、どれも副作用が強くて治療には使えなかった。
ハープはグッドウィン、ウェアそしてルウイ博士の研究を読み、国立精神保健研究所を訪れ、自分の季節性の障害について研究してはどうかと持ちかけた。
ハープの治療に高照度の光を六時間(夜明け前三時間と日没後三勝間)使い、夏の日照時間と同じ状態にしてみてはどうだろうとルウイ博士は提案した。
人間の場合、メラトニンの分泌を抑えるには高照度の光が必要であるから、気分や行動を変化させるにも高照度の光が必要だろうと、博士は考えた。
この提案は以下の二つの知見に基づいている。
まず第一に、メラトニンの分泌は動物のさまざまな季節性のリズムを調節する重要な化学信号である。
そして第二に、光によるメラトニン分泌の抑制に関係する神経伝導路は、うつ病の時に障害を受ける生理的な機能である食欲、睡眠、体重、性欲を調節すると考えられている脳内部位を含んでいる。
もしメラトニンの分泌を抑えるのに必要な光が、T般に屋内で使われている光よりもずっと高照度であるならば、感情に関与する脳内機構を駆動させるのに必要な光も高照度である必要があるだろうと考えられた。
金属製のライトボックス(幅ニフィート、高さ四フィート)上の正面に座るようにハープは命じられた。
ライトボックスはアメリカ北東部の春に窓際で浴びるのと同じくらいの光を照射した。
ハープが冬期うつ病から抜け出す条件を再現するため、夏の自然光に近い、全波長域の蛍光灯を使った。
表面をスムーズにするため、プラスチック製のスクリーンで蛍光灯をおおった。
この最初に使ったオリジナルモデルとほとんど同じライトボックスを、今も光治療用に使っている。
三日間のうちに、ハープは元気になり始めた。
変化は劇的で明確なものであった。
数週間後には春の元気さを取り戻していた。
しかしこの現象をどう考えたものかまよった。
これはうつ病の新しい治療法なのだろうか。
科学者である我々は、興奮してばかりはいられなかった。
ハープはさまざまな見地から光治療に関して調べられた。
光以外の何かのせいで良くなったのではないか。
たとえば、早く良くなりたいと願うことや二人もの専門の研究者がハープの考えに基づいた治療法を採用してくれたことがもたらす感激、いわゆるプラセボ効果ではないかとも考えた。
プラセボ効果の可能性はその後数年間、研究者につきまとった課題であったが、ハープのうつ病に光治療が効果を持つということを否定することはできなかった。
ハープが国立精神保健研究所で光治療をはじめて受けた冬に、ルウイの指導にしたがって、ミュラー博士は光治療をもう一人の患者に試みていた。
その患者をブリジットと呼ぶことにする。
彼女にも光の効果があり、いつにない良い冬をその年はむかえた。
次の年の夏に、運良くブリジットはワシントン近郊に移ることになり、ミュラー博士は彼女に我々と連絡をとるようにすすめた。
ブリジットの病歴とその筋道だった話ぶりは、ハープの時と同じようにきわだったものがあった。
彼女は三十代半ばで、仕事を待っていた。
子供の頃から冬が嫌いで、季節性の変化が毎年起こり始めたのは二十代の前半からだった。
毎年八月か九月になると、やがて来る冬に不安をつのらせた。
いやな前兆の始まるのはまだ暑いうちで、どんなかすかなきっかけでこの前兆が引き起こされるのか、自分でも不思議だった。
冬服の写真を載せたカタログが、今までの冬のいやな思い出を呼び起こすのかと思ったりもした。
木の葉が色づく頃には冬物を出してしまい、「まるでリスが冬の準備をするように」食べ物を棚にしまうという抑えがたい衝動に駆られた。
冬が近づくと、ハープと同じような多くの症状を経験した。
たとえば、一日中横になって寝ていたいようなだるい感じ。
時折、食べ過ぎてしまうことがあった。
とくにお菓子やでんぷん質の食べ物がほしくなった。
ハープの場合と同じように、ブリジットも毎日なんとか働こうと思ったが、生産性は極度に落ちてしまっていた。
季節性の問題に加えて、季節に関係なく、生理の数日間は抑うつ的でいらいらした。
春になると、気分は良くなり、むしろ高揚状態になる。
最初の数年は、冬の悩みを過ぎてしまえば、すっかり忘れてしまっていた。
次の冬が来るのを気にもしないで、「夏中、歌ったり、遊んだりしていたキリギリスみたいでした」と彼女は語った。
ブリジットは季節が気分に影響すること以外にも、環境が自分にもたらす変化に気づいていた。
初めて光治療を受ける前。
冬の問に二度ヴァージン島(西インド諸島の一つ)を訪れていた。
二度とも島についたその日から気分は良くなり、北に帰ると数日でもとの気分に戻ってしまうのに驚いていた。
何年かの間に、違った緯度の地域、ジョージア、ニューヨーク、ケベックに住んだことがあったが、北に住めば住むほど、抑うつは早く始まり、抑うつの度合いも強く、春になって直るのも手間取った。
光が自分の気分に影響するだろうと感づき始めていた。
光をこんなに欲する理由が他にあるだろうか。
光の乏しいオフィスを嫌う理由が他に何かあるだろうか。
何かというと口実をもうけて、比較的明るいところへ行くことがあった。
したがって、光治療はブリジットにとってはきわめて理にかなったもので、自ら試してみたいと願い、それが効くことを知り、大いに喜んだのである。
一般的に、特殊な症例が医学研究において歴史的に重要な役割を果たすことが多いが、とくに精神医学においてあてはまる事実である。
ハープやブリジットがうつ病の特殊な季節性症例であるのか、それとも他のうつ病症例も季節性の変化を呈し光に反応することを示唆する症例であるのか疑問であった。
症例は新しい仮説を打ち立てる上で重要であるが、その仮説を検証するためには患者群を必要とする。
ミュラー博士は季節性うつ病を呈する他の数症例を経験したことがあると語っていた。
しかし、この季節性の障害が果たしてどれほど一般的なものかはわからなかった。
ワシントン近郊にどれくらい似たような患者がおり、研究プログラムに参加することに興味を示してくれるのか。
私はうつ病治療を専門にしているこの地域の精神科医数人にたずねてみた。
しかし、そんな患者には会ったことがないという返事であった。
そこで、これはまれなケースに違いないと考え、「ワシントンポスト」紙に我々の関心を掲載する以外こういった患者たちに出会うチャンスはないと私は考えた。
健康問題を専門とするジャーナリストであるロヴナーが、テープレコーダーを片手にかかえて向かいにすわり、私の話を聞いてくれた。
彼女は読者にとって興味ある話題と判断し、「ワシントンポスト」に記事を書いた。
ニキビ治療を使用する機会が増えています。トップクラスのニキビ治療です。
ニキビ治療のマニアックな情報をお届けします。ニキビ治療の専門技術を身につけましょう。
ニキビ治療がパワーアップしました!結構珍しいニキビ治療だと思います。
しっかりとしたボトックスを求める人が急増しています。ボトックスはそれほど難しくありません。
さらに軽くなったボトックスを体験しましょう。ボトックスを大募集しています。
え?ボトックス知らないの?今話題のボトックスはお勧めです。
近未来的なニキビあとの登場です。 ニキビあとの特徴をご紹介するサービスです。
驚異の輝きを誇るニキビあとです。国内外で大絶賛のニキビあとです。
あえてニキビあとを選んでみました。さまざまなユーザーが楽しめるニキビあとです。
